古民家ルネサンス「結」では、震災復興支援イベント「結の春一番」を、4月9日、10日の両日開催し、大勢の来場者のもと、たいへんな盛り上がりを見せ、成功裏に終了いたしました。
9日は前夜からあいにくの雨となりましたが、それでも雨中、朝から多数のお客様に駆けつけていただいて、チャリティバザーや、しし汁、たこやき、野良まんじゅう、手作りパン、農産物の販売等のテントには人だかりが絶えませんでした。また、店舗内の特設ステージでは、フォークソングと民族楽器ハンマーダルシマのライブ演奏があり、こちらも感動のライブとなりました。
明けて翌10日はうって変わって春日和となり、ちょうどこの日にあわせて満開となってくれた桜の木の下で、お客様たちが市内のフォークグループの演奏に耳をかたむけながら、お好み焼き、しし汁、特製結ランチ等に舌鼓を打っていました。また、今回、しし汁担当には、市内の高校等で英語教師を務める外国人グループがその役を買って出てくれ、国際色も豊かな震災復興イベントとなりました。それぞれが被災者の方々に向けて書いた応援の短冊も、やがて花が咲く八重桜の木に結びつけられ、伊賀の地から被災地へ向け強いメッセージを発信し続けることになりました。
なお、当日、たくさんの方々から寄せられた義援金及び収益金の一部、8万1千424円を店主より名張市福祉協議会へと託したことをご報告いたします。皆様方のご協力ほんとうにありがとうございました。
私たちは、今回のイベントではほとんどの商品を100円で売り、そして、たった100円ずつの積み上げがこんなにも大きくなるということに率直に驚いています。
結では今後とも短冊募金100円を続けていき、被災地への長い支援としたいと考えていますので、よろしくお願いいたします。
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